飲酒日記


「飲酒日記」30日間…免許再取得に特別講習

  • 2013年03月07日
  • 飲酒運転で免許取り消し処分を受けたドライバーが再取得する際の特別講習が4月から全国で導入される。警察庁が7日、発表した。
  • 講習ではまず、アルコール依存度をチェック。結果に応じて、飲酒量や頻度を制限した目標を設定し、その後の30日間、自分で「飲酒日記」をつけ、飲んだ量や時間を記載する。その後、再び講習に戻り、日記をもとに警察職員らから飲酒習慣の改善方法などの指導を受ける。断酒を求められる場合もあるという。
  • 免許を取り消されたドライバーは、再取得できない欠格期間(最長10年)終了後、講習を受ければ免許の再取得試験を受けることができる。これまで、講習の内容は取り消し理由に関係なく、同じだった。しかし、警察庁が実施した調査では、飲酒運転の再犯者の4割がアルコール依存症の疑いがあると判明。再犯を防ぐ特別な講習が必要と判断した。